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「畑のとれさぶろう」導入前のQ&A

1.食品のトレーサビリティとは何ですか?
2.このシステムは誰が使うものですか?
3.「畑のとれさぶろう」が対応できないケースを示してください。
4.「畑のとれさぶろう」ではすべての情報が公開されてしまうのですか?
5.「畑のとれさぶろう」導入にあたって検討すべき点はなんでしょうか?
6.「畑のとれさぶろう」導入準備期間はどれくらいみたらよいでしょうか?
7.トレーサビリティのコストは誰が負担するのですか?
8.「畑のとれさぶろう」の値段はいくらですか?
9.出荷日や農薬使用を表示したら売れなくなるのでは?
10.「畑のとれさぶろう」では表示される内容の信憑性を保証するのですか?
11.「畑のとれさぶろう」のサポート体制はどうなっていますか?
12.トレースコードが重複することはないのですか?
13.生産履歴の入力業務のアウトソーシングは可能ですか?
14.農薬使用基準とのチェックはできますか?

※「畑のとれさぶろう」導入後のQ&Aは「サポート」をご覧下さい。

 
 
 

1.食品のトレーサビリティとは何ですか?

 食品のトレーサビリティとは、生産、処理、加工、流通、販売のフードチェーンの各段階で食品とその情報を追跡し、遡及できることと定義されます。安全性等に問題が発生したとき、生産、加工、流通のすべての段階で追跡(遡及)が可能になっており、問題発生の原因特定や商品の回収を迅速に可能にするものです。

 

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2.このシステムは誰が使うものですか?

 「畑のとれさぶろう」は、農業生産団体様、農業生産法人様、食品トレーサビリティを構築される食品メーカー様等でご利用いただくことを想定しています。また次のようなケースにも対応できます。
◎JA様での生産履歴記帳カードから各農家の履歴データをエントリーし、履歴の照会に迅速にお応えできます。
◎消費者団体様が導入され、契約生産者の方々にご利用いただく場合は可能です。
○食品メーカー様がフードチェーンのトレーサビリティを構築される場合には工場内システムと連携した原料生産物のモニタリングシステムとしてご利用いただけます。
△食品スーパー様が直接産地と取引される場合は、生産履歴把握・公開システムとしてご利用いただけますが、生産物が多段階の流通を経る場合は「畑のとれさぶろう」のみでは対応できません。

 

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3.「畑のとれさぶろう」が対応できないケースを示してください。

△個々の生産者や栽培圃場を特定できない栽培方法や出荷体制である場合は対応できません。分別できるロット形成がどのような単位のものであるかご相談いただければ対応可能かどうかお知らせいたします。
※ロット分別を前提とせず生産団体様・出荷責任者様等が各生産者様の生産状況を確認することにより安全を確保する手法につきましてご提案いたしますのでお問い合わせください。
△栽培記録や投入資材が把握できない場合はすぐには稼働できませんので、まずはできるだけ詳細な栽培の記録を行ってください。記録すべき項目についてはご相談下さい。
△産地から出荷された生産物が多段階の流通プロセスを経る場合、各プロセスを記録する機能はございません。しかし、流通、加工側のシステムとの連携ができる場合がありますのでお問い合わせ下さい。
△耕種以外の農業、たとえば酪農、養豚、養鶏等につきましては、現バージョンでは対応できません。

 

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4.「畑のとれさぶろう」ではすべての情報が公開されてしまうのですか?

 公開するかどうかは目的によって選択することができます。公開を前提としないで生産履歴を把握し、照会があったり問題発生の際に迅速な解決を行うためのモニタリングシステムとしてもご活用いただけます。

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5.「畑のとれさぶろう」導入にあたって検討すべき点はなんでしょうか?

 こちらをご覧下さい

 

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6.「畑のとれさぶろう」導入準備期間はどれくらいみたらよいでしょうか?

 栽培記録の方法や公開の検討を行う時間およびマスターデータ作成の時間が必要となります。北海道の畑作のように1年1作の場合には春からスタートしなければなりませんので、前年の秋から導入の検討に入る必要があるでしょう。事例の紹介や雛形データをご提供できる場合がありますのでご相談ください。

 

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7.トレーサビリティのコストは誰が負担するのですか?

 トレーサビリティシステムのコストを誰が負担するのかという論議が盛んです。消費者の皆様にとっては、情報を開示したからと行って商品価格に上乗せされてはかなわないと考えているでしょう。生産者の方々も一般には高コストに耐えられる状況にはありません。安全・安心のためのコストは、生産から消費までの食のサプライチェーン全体で担うべきでしょう。

 

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8.「畑のとれさぶろう」の値段はいくらですか?

品目数や導入支援によって変動しますので、個別お見積もりとさせていただきます。

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9.出荷日や農薬使用を表示したら売れなくなるのでは?

 収穫、出荷日の表示が望まれない場合があります。たとえば、北海道産の野菜は積雪前に収穫される生産物がほとんどですから、貯蔵後翌春に出荷する際、半年前に収穫、出荷されたという表示がされることになります。それでは消費者に抵抗感があるというご意見です。
  しかし、このことは表示をしないことによって解決するべきことではなく、「北海道産のジャガイモやタマネギは収穫後半年近く貯蔵してからも出荷可能である」と説明し理解してもらうことに努力すべきでしょう。消費者へ正しく、わかりやすい情報の提供を行うべきでしょう。
 農薬の使用表示に関して、農薬使用表示を行った「減農薬」品が、何も表示のない一般栽培品よりも印象が悪く、購入されなくなるかもしれないという意見があります。きちんと表示をした方が損をするというものです。現在は、表示に関する試行錯誤が行われている段階ですから、そのようなケースもないとは言えません。しかし、今後、食品の生産履歴表示が標準化すると考えられます。正しく表示していくことが今から必要ではないかと考えます。

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10.「畑のとれさぶろう」では表示される内容の信憑性を保証するのですか?

 本システムでは、GPS携帯電話やカメラ付携帯電話によって、位置情報や画像情報を栽培記録に付加することで圃場作業と記録データとの不一致を防止し、表示ラベル発行数を公開することによりコード付表示ラベルの濫造を防ぎ、コード発行後(出荷後)のデータ修正を不可能とすることで改竄を防ぐなど、情報の正確な記録と表示を生産者に求めるものとなっています。しかし、記録データの信憑性そのものをシステムの機能によってチェックすることは不可能です。
 表示と安全性に関する信頼を高めるためには、低コストの認証システムや残留農薬検査体制を構築する必要があります。また、消費者と生産者の信頼関係が重要です。消費者が食材への感想を送り、質問し、問題があれば指摘し、その「声」が生産者に届くことにより、生産者の安全な生産への意欲や責任感が高まっていくものと考えられます。消費者にきちんと生産情報を伝え、食材や作物生産の知識を深めてもらうことも互いの信頼につながっていくでしょう。

 

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11.「畑のとれさぶろう」のサポート体制はどうなっていますか?

 サポートサイト http://toresaburo.net/ で情報提供およびメールでの個別お問い合わせを窓口を設けます。

 

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12.トレースコードが重複することはないのですか?

 「畑のとれさぶろう」が発行する トレースコードは、ワンタイム(使い捨て)追跡コードを使用しユニークなものとなっています。他者あるいは過去に発行されたものと重複することはありません。

 

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13.生産履歴の入力業務のアウトソーシングは可能ですか?

 生産者、圃場、品目、品種、作業、レシピ作成、その他のマスター登録、投入資材の詳細データ入力、栽培履歴が記録されたカードからのデータ入力については弊社で受託することができます。一方、圃場から写真を添付して作業写真付きの生産履歴を記録される場合(必須ではありませんが)や作業レポートを送る作業は生産者様ご自身の役割となります。また、出荷データ処理と同時に行われるトレースコード発行業務は出荷担当者様で行っていただく必要があります。

※栽培基準、農薬使用基準との照合はオプションとなります。

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14.農薬使用基準とのチェックはできますか?

 「畑のとれさぶろう」V2では可能となっています。
 予定段階で使用可否チェックを行い、さらに生産履歴入力段階でもチェックを行えることが必要となります。また農薬の使用基準は最低限遵守すべき農薬取締法だけではなく、特別栽培基準、出荷先別基準、生産団体別基準等の"上乗せ基準"への対応を行います。 ※農薬使用基準データは日本エヌユーエス株式会社が提供するデータ形式に対応しております。

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